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ノーベル賞発表前

いよいよ、今日(10月3日)の夜からノーベル生理学 ・医学賞を皮切りに分野毎のノーベル賞が発表される予定です。最近、マスコミが盛り立てていることもあって、成果に恵まれている実績のある研究者も、本当の成果はこれからという研究者もいろいろとお考えになることも多い時期かと思います。

この時期、ノーベル賞を受賞した物理学者・朝永振一郎先生のドイツ留学時代の日記の一説が頭をよぎる。

「仕事の行きづまりをうったえて、少しばかり泣きごとを仁科(芳雄)先生に書いたのに、先生から朝がたに返事がきた。センチ(メンタル)だけれども、読んでなみだが出てきた。
 いわく、業績があがると否とは運です。先が見えない岐路に立っているのが吾々です。それが先へ行って大きな差ができたところで、あまり気にする必要はないと思います。またそのうちに運が向いてくれば当ることもあるでしょう。」http://tue.news.coocan.jp/tomonaga.htm

当社はシーケンス結果を着実にお届けすることで研究の進展にお役に立ちたいと考えております。研究者の皆様への日頃の感謝の気持ちから、「研究の秋応援キャンペーン」を企画いたします。

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