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第14回日本遺伝子診療学会大会にて研究発表
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第14回日本遺伝子診療学会大会にて研究発表

第14回日本遺伝子診療学会大会(愛媛県松山市:平成19年7月27日~28日)にて「沖縄県在住者を対象としたバイオバンクの構築と肥満関連遺伝子研究の現状」を発表しました。

(発表要旨)
沖縄は健康長寿文化を醸成してきたものの、戦後の食習慣の変化や車社会などの影響により、国内肥満度男女とも第一位、男性の平均寿命は26位と順位を大きく落としている。観光や食品など健康長寿イメージと密接な産業活動を展開する上で、県民の肥満度の改善と生活習慣病予防は重要な課題となっている。そこで当研究グループでは、内閣府と沖縄県の支援の下で生活習慣病克服と健康長寿実現に向けて「かりゆし健康長寿実現化研究」に取り組んでいる。具体的には、1)沖縄県在住者を対象としたバイオバンクの構築、2)肥満や長寿者も含め各種健診に基づく臨床データや食生活に関する問診データの収集、3)DNA・RNA・細胞の収集,4)希望者に対する5つの遺伝子型解析情報に基づくより効果的な健康指導法の検討である。これらにより、易罹患性の予測や加齢度の指標のためのバイオマーカー探索を遺伝子型(SNPハプロタイプ)解析、遺伝子発現解析、エピジェノミック解析などを通じて、広範囲長期に渡って実施することを目標としている。
その一例として、肥満関連遺伝子研究について紹介する。肥満関連遺伝子β3AR(THE LANCET, 346, 1443-1434, 1995, Yoshida T, Sakane N, et al.)、β2AR(THE LANCET, 353, 1976, 1999, Sakane N, Yoshida, Kondo M)、UCP1(Diabetologia, 41(11),1399, 1998, Kogure A et al.)の3SNPを解析対象とし、これらの遺伝子の遺伝子型を調査、日本の他の地域と遺伝子型の存在率の差異、さらに臨床パラーメーターと組み合わせた易肥満化傾向との関連性を検討している。現在まだ結論を出すには症例数が十分とはいえないものの、解析の現状と、本研究の今後の展望について紹介したい。

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